公認先達について
公認先達とは?
秩父札所連合会が札所巡りをより、皆様に楽しんでいただけるように令和2年1月1日に作成した資格です。この資格は、観音様への深い信仰心を持ち、秩父札所の34箇所を巡礼した人方が申請できる特別な資格です。
一般的に、先達は「先に立つ者」という意味があり、巡礼を先にされた方が、後に巡礼をされる方に道案内をしたり、札所の歴史についてお話をしたりと模範となる方を指します。巡礼の道や札所寺院に関する知識が豊富であることが求められ、他の巡礼者にアドバイスや案内を行います。
しかし、秩父札所連合会の場合、間口を幅広く設けています。通常であれば他の人々を引率して先導することが先達の役割ですが、秩父札所連合会では、一人で巡礼したり、車を使って巡礼したりしても、先達として認められます。
申請方法
先達の資格
観音様への篤い信仰心があり、秩父札所34箇所を巡拝された方
先達の申請
- 先達申請書取り扱い寺院にて申請用紙をお受け取りください。
- 秩父札所34箇所を巡拝した証(納経帳またはお軸)をご提示ください。
※ここで言う納経帳は、連合会公式のものでなくても問題ありません。
秩父札所巡礼用品 基本の3点セット
先達申請書取り扱い寺院 1番四萬部寺、6番ト雲寺、8番西善寺、10番大慈寺、12番野坂寺、13番慈眼寺、16番西光寺、29番長泉院、30番法雲寺、32番法性寺、33番菊水寺、34番水潜寺
申請用紙をもらったら、必要事項を記入して札所連合会へ郵送をしてください。また、申請用紙の下部に振替用紙がついていますので、そちらから所定の申請料をお振込みください。
※先達になられてからは、秩父札所連合会公式納経帳をお使いください。
※昇級申請の場合は申請書と先達専用用紙
階級の名称 | 申請条件 | 申請料 |
授与品 |
先達(新規) | 1巡 | 1万円 | 名札、先達専用袈裟、先達専用紙 |
中 先 達 | 先達として2巡 | 1万円 | 名札、先達専用紙 |
大 先 達 | 中先達として3巡 | 1万円 | 名札、先達専用紙 |
特任先達※1 | 大先達として5巡 | 3万円 | 名札、袈裟巻、朱塗金剛杖、先達専用紙 |
特任権中先達※2 | 特任先達として5巡 | 3万円 | 名札、袈裟巻、先達専用紙 |
特認 中先達※3 | 特任権中先達として5巡 | 3万円 | 名札、袈裟巻、先達専用紙 |
特任権大先達※4 | 特認中先達として5巡 | 3万円 | 名札、袈裟巻、先達専用紙 |
特任 大先達※5 | 特任権大先達として8巡 | 15万円 | 名札、袈裟巻、金襴和袈裟 |
備考:
– ※1: 大先達として秩父霊場を5巡以上結願 並びにうち1巡は他の受令者を先達すること {次当級に必要な年限2年}
– ※2: 特任先達として7例以上を5巡以上 他の受令者を先達し結願すること{ 次当級に必要な年限2年}
– ※3: 特任県中先達として7例以上を5巡以上 他の受令者を先達し結願すること {次当級に必要な年限2年}
– ※4: 特任中先達として7例以上を5巡以上 他の受令者を先達し結願すること {次当級に必要な年限2年}
– ※5: 特任県大先達として7例以上を8巡以上 他の受令者を先達し結願すること 並びにここまで先達として1巡以上徒歩巡礼していること {次当級に必要な年限2年}
その他
- より多くの世代の方たちに先達様にご就任いただくため、申請時に20歳未満の方は申請料を半分に優遇いたします。
- 先達としてふさわしくない行為や、研修会の度重なる無断欠席の場合は先達委員会にて協議の上、先達を解任させて頂く場合がございます。
- ご不明な点は、当会のHPをご覧いただくか、お問い合わせからご連絡ください。
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